他力

法話

信じがたい法 ―雨は低いところへ―

十月に入り、稲刈りを終えた田が多くなりました。法泉寺には田畑はありませんが、ご門徒様が多くいらっしゃる君田や口和をはじめとしたさまざまな地域では田畑が広がり、この秋も収穫が行われていました。稲を育てたのは、田に張られた水です。その水は、もと...
法話

他力本願 ―大きな船に、乗せていただく―

広島で暮らしておりますと、秋口はカープの順位の話が、どこにいても聞こえてまいります。今年は残念ながら、優勝争いに加わることはできませんでした。それでもこの時季、新聞やテレビには決まって「自力優勝」という言葉が躍ります。自力優勝とは、残りの試...
法話

摂取不捨 ―逃げる私を、追いかけて―

今回は、浄土真宗で大切にされる「摂取不捨(せっしゅふしゃ)」というお言葉について、ご一緒に味わってみたいと思います。「摂取不捨」とは『仏説観無量寿経』というお経に、次のような一節があります。光明はあまねく十方の世界を照らし、念仏の衆生を摂取...
法話

経教は鏡のごとし ―私を映し出す「真実の鏡」―

「経教(きょうきょう)はこれを喩(たと)うるに鏡(かがみ)のごとし」――善導大師浄土真宗で大切に敬われる七高僧のお一人、善導大師(ぜんどうだいし)が残されたお言葉です。「経教」とは、お釈迦さまが説かれたお経や、仏さまの教えのこと。つまり善導...