「浄土真宗のお寺でも、永代供養をしていただけるのでしょうか」というお尋ねを、よくいただきます。お墓を継ぐ方がいない、子や孫に負担をかけたくない、といったご心配からのお尋ねです。
浄土真宗のお寺でのお墓のお預かり
浄土真宗のお寺にも、ご遺骨を永代にわたってお預かりするお墓を設けているところがあります。広島県三次市君田町の法泉寺もその一つで、令和七年十一月に永代合同墓を設けました。
お墓を継ぐ方がいらっしゃらなくても、法泉寺がご家族やご親族に代わってお護りします。宗旨・宗派は問いません。
永代にわたるお護りの内容
合同墓には寺院が定期的にお参りし、清掃とお供えをいたします。春と秋のお彼岸には、彼岸会(ひがんえ)にあわせて合同墓・墓地の法座をお勤めし、納骨された亡き方々をこのご縁のうちにお偲びします。
納骨のあとに年間の管理費をいただくことはありません。お参りの時間にも決まりはなく、お好きなときにお参りいただけます。
「供養」という言葉
「供養」とは、もともと仏さまや僧侶に、お飲食(おんじき)やお香、お花をお供えすることをいいます。そのお供えの功徳を亡き方へ振り向け、亡き方が仏となられるよう、残された者が善を積み重ねていくことを「追善供養」と申します。一般に「永代供養」という言葉は、この追善供養を、ご家族に代わってお寺が永代にわたって続けることを指して使われています。
浄土真宗では、亡き方は阿弥陀如来のはたらきによって、すでにお浄土に生まれ、仏となっておられるといただきます。そのため法泉寺では、合同墓を「永代供養墓」とは呼んでおりません。詳しくは「『供養』ということ」に書いております。
永代経のご縁
浄土真宗のお寺では、永代経(えいたいきょう)という法座をお勤めしています。「永代経」は「永代読経」の略で、法泉寺では五月にお勤めしています。
お浄土に生まれて仏となられた方は、還り来て、残された私どもをみ教えへ導いてくださいます。永代経は、亡き方を偲びつつ、その願いをいただいて、阿弥陀さまのみ教えを聞かせていただく法座です。お参りのお一人お一人が、感謝のうちに手を合わせてまいります。
このご縁が永代にわたって続き、次の世代へ受け継がれていくことを願って、お勤めを重ねています。法泉寺の合同墓に納骨された方々も、このご縁のうちにお偲びしながら、大切にお護りしてまいります。
法座には、ご門徒であるかどうかにかかわらず、どなたでもお参りいただけます。お申し込みは要りません。
法泉寺の永代合同墓と墓地
法泉寺には、永代合同墓のほかに、お墓を建てていただく墓地もございます。納骨のかたちや懇志、お申し込みの流れは「永代合同墓・墓地について」に載せております。
お申し込みを前提としないご相談やご見学も承っております。

